株式会社翔設計
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社員紹介

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先輩インタビュー(改修コンサルタント事業部)
石野石野です!
はじめまして!入社2年目の石野です!
就活に励む学生の皆さんに少しでもお力になれればと思い、翔設計の社員紹介をさせて頂きます。
今回は、改修コンサルタント事業部の3名の先輩方にお話を伺いました!どうぞよろしくお願い致します。
石野 淳一(イシノ ジュンイチ) 改修第1設計室 入社2年目
  • 前田 太郎
    (マエダ タロウ)
    改修第2設計室 室長
    入社5年目
  • 三浦 翔護
    (ミウラ ショウゴ)
    改修第5設計室 副主任
    入社4年目
  • 有本 琴美
    (アリモト コトミ)
    改修第2設計室
    入社3年目

 

Q1. 建築デザインだけでなく、コミュニティをデザインする

石野
みなさんのお仕事の内容について教えてもらえますか?
前田
建築ストックの持続可能性に関わるデザインを行っています。
具体的には、マンション等の建物(ストック)を維持するための改修計画立案や、修繕工事のコンサルティングなど、仕事は多岐に渡ります。
新築工事のように建物を設計するというよりは、多数の人々が暮らすマンションの修繕工事を行うための合意形成や資金計画、すでにある居住環境の改善、住民間のコミュニティなどのデザインといったイメージでしょうか。
  • 高層マンション建設ラッシュから10年以上が経過。瑕疵や不具合が出るタワーマンションも少なくない。
  • 対して築40年を超える団地では、改修だけでなく、建替え検討を始める事例もある。
有本
私は前田さんの設計室で働いています。最近はマンション大規模修繕工事のコンサルタント業務が中心で、建物の調査から改修内容の検討、あと工事監理もしています。前田さんがおっしゃられた通り、マンションの「長期修繕計画」の作成といった工事を行うための資金計画にも係わらせていただいています。私たちは住民の方からすると「あかの他人」ですけど、仕事を進めていく中で、信頼を獲得していくことはもちろん、住民同士の交流を深めていくこともコンサルタントの使命なのかなと最近思います。あと、エントランス改修のデザイン、設計をすることもありますよ。

  • 良いものをつくることはもちろん、住民間のコミュニティをより深めることもコンサルタントの仕事のひとつ。合意形成のための改修計画説明会を行い、大規模修繕工事を成功へ導きます。

  • 住まいの顔となるエントランス改修は、マンションの市場価格に影響を与えるため、とても責任の大きい仕事。
石野
なるほど。建物ストックに対する改修設計に留まらず、居住者の資金面やコミュニティまで広く携わることができる点がこの部署の特徴ですね。
三浦
私もお二方と同じく、マンションのエンドユーザー、つまり居住者の方に向けたコンサルタント業務を行っています。5~20人からなるマンション理事のみなさんに対し、マンションをどのように良くしていくことが最善か提案させてもらいます。考えの違う不特定多数の居住者の方にどのような話し方、資料の見せ方をすれば合意形成がとれるかを考えることが、この仕事にとって大切なことだと思います。
石野
入社一年目の私も、その「資料の見せ方や話し方」は先輩方から毎日学ばせてもらっています。

【解説】

■大規模修繕工事コンサルタントとは?
マンションでは12年に一度、経年劣化を修繕する、大規模修繕工事を行うことが推奨されています。「大規模修繕コンサルタント」とは、大規模修繕工事の調査・設計から工事完了までに必要とされる技術、知識を管理組合に提供し、工事を成功へと導くサポート業務のことを指します。

■長期修繕計画とは?
30年程度先の建物の将来を見据えて、大規模修繕工事や設備工事をどの時期に、いくらの費用で実施するのかを記した計画です。快適な居住環境や資産価値の維持・向上のために重要な役割を果たすものです。

■マンション理事とは?
「管理組合」はマンション所有者全員で構成される組織。そこから選ばれたマンション所有者がマンション理事です。立候補制や輪番制など、マンションによって理事の選ばれ方は異なります。理事が集まる「理事会」ではマンションを管理運営していくための様々な業務を行っています。

 

Q2. 対等な人間関係で、仕事の効率化を図る

石野
改修コンサルタント事業部のあるフロアでは、様々な年代の方が働いているにも関らず、笑い声が響いたり、とにかく明るい雰囲気で、私が入社したときには少し驚きました。(笑)その点はみなさんどうお考えでしょうか。
前田
驚くのも無理はないと思います(笑)。若い人が多いのですが、それでも年齢の垣根を越えて意見を出し合ったり、皆仲が良く、全体としてフラットな関係を築いて仕事をしているところが独特だと思います。
三浦
とにかく風通しがよく、自分の意見を表にだしても、皆さん受け止めてくれますね。年齢の離れた先輩方とも気を張らず、打合せや、相談ができたり、仕事を進めやすい環境であることには間違いないです。
  • 社内のあちこちで熱い議論が日々巻き起こっている
  • まじめな議論の中でも笑いが起きることが多々ある
有本
50代60代のベテラン層の方が基本的に皆元気ですよね(笑)。石野くんがいうように、とにかく「明るい」というのが改修コンサルタント事業部の雰囲気だと思います。
石野
皆さんも同じように思われているとのことで、安心しました。仕事柄、エンドユーザーを顧客にすることが多いので、人当たりが良い人が集まっているのかもしれませんね。

 

Q2. 「一体感」

石野
働くにあたって、モチベーションってすごく大事だと思うのですが、皆さんどのようにモチベーション管理していますか?
前田
私は仕事のやりがいを見つけることで日々の仕事のモチベーションとしています。具体的には多数の人々に提案・説明を行い、そのプロジェクトが動き出すとき、また工事が終わり建物やそこでの住民の方々の暮らしの改善が感じられる瞬間にやりがいを感じます。
また数多くの人々にお会いし、その方々と共に共通の目的をもってプロジェクトを進めていく「一体感」を感じられたときは嬉しいですね。
有本
「一体感」は私もすごく共感します。私達の仕事は社内だけでなく、お客さんともチームとなって進めて行くものだと思っています。
石野
「一体感」は私も1年目ながら感じる節が多々ありました。「お客さん」が一緒に「プロジェクトメンバー」になっていく感覚は他では味わえないのではないでしょうか。三浦さんはどうですか?
三浦
ベタだけど、お客さんから感謝された時に一番モチベーションが上がりますね。
有本
確かにそれが一番かもしれません。私が担当した大規模修繕工事の竣工の際に、“次回の大規模のコンサルも翔設計にお願いしたい”とお客さんに言われた時はやっぱり嬉しかったですね。
石野
私もお客さんにそういってもらえるようにがんばります。反対につらいエピソードはありますか?
有本
いろんな人たちの意見・要望を聞いて、その意図を読み取ること、そしてそれに応じたアドバイスすることが、この仕事の難しくて大変なところだと思います。
三浦
お客さんの意図を読み取ることは私も苦戦していますね。日々先輩方のテクニックを見て聞いて学ぶ日々です。
前田
最近、高さ100mを超えるような超高層マンションのお仕事で、現場調査や工事監理をしたときは、もう大変でした。実は私、高所恐怖症なので遥か下の地面をのぞきこんでは、心臓がバクバクしたね。(汗)
有本
そうなんですか?ずっと平気そうだったので、全く気がつきませんでした(笑)。
前田
もちろん、外壁調査等の外部足場を使って高い所にのぼるとき等、危険対策、安全対策等はきちんと行います。超高層マンションで用いることもあるゴンドラに乗れるように事前に講習を受けたりして臨んだり。けれど安全対策をつくしていても、怖いものは怖い!(笑)
三浦
それはつらい・・・
安全対策は万全でも、笑い事ではないですね。。。

 

Q4. 挑戦の幅が広い環境

石野
この際、思い切って皆さんに聞きたいのですが・・・
皆さんは翔設計で働いていて、将来(例えば10年後)はどんなことを考えていますか?
前田
私はこれまでゼネコンでの施工管理に始まって、木造住宅からマンションにいたるまで様々な建物にまつわる仕事をしてきました。それも新築ばかりであったのが、今ではストックに関わることですし、かつ建物自体のハードから、どちらかといえば「どう使っていくか」というソフトに関することに変わってきています。10年先のことは分かりませんが、改めて自分自身を振り返ってみると住まいに関する仕事を続けています。これから先も住まいに関して自分が関心のある仕事に携わっていきたいと思っています。
有本
今はとにかく、仕事においても私生活においても、これまでに経験したことがないことにどんどん挑戦していきたいと考えてます!
石野
同じことを続けるだけでなく、新しいことに挑戦しようと考え、実行する方が翔設計には多い気がしますね。三浦さんはどうですか?
三浦
秘密です・・・
石野
ええ、、、秘密ですか。。
前田
無言実行ということかな。10年後の三浦さんが楽しみですね。

 

Q5.就活生へメッセージ

石野
最後に就活生へアドバイスをお願いします。
前田
進む道を決めるということは簡単ではありませんが、「少しでも興味が持てる」、「熱中できるものがある」、「面白いことができそうだな」、と思えたならばチャンスだと思って飛び込んでみるべきです。また自分との相性もあり、世間で評判がいいからといって、必ずしも自分自身に合うわけではないし、その逆もしかりですが、これも実際には結局はやってみないと分かりません。皆さんもこれから社会人としてのスタートを切るわけですが、是非失敗を恐れることなく、トライアンドエラーの気持ちで、なるべく多くの経験を重ねて頂きたいと思います。
どんな仕事でもやってみるからには貪欲に取り組む、数年たって自分の考えが変われば、別の方法や方向性を考えてみる。それを繰り返していくことが大切だと思います。
三浦
学歴とかそういうことは気にせず、とにかく前向きにがんばってください。
今一番求められているのはコミュニケーション能力だと思います。
有本
精神的にも体力的にも“今しかできないこと”はたくさんあると思います。就活もその1つです。この就活を機に改めて自分と向き合って自分の長所、短所、それを踏まえてどういう人間になりたいか、そして自分がしたいことは何かなどを良く考えることが大切です。就職先がどこであれ、自分がじっくり悩んで決めた道ならきっと後悔はしないはずです。就活を楽しみながら、悔いのないように臨んでください!
石野
先輩お三方、ありがとうございました!学生の皆さんも、最後までお読みいただいてありがとうございます。少しでも就職活動のお役に立てたら幸いです。皆さんの積極的なエントリーお待ちしています!!

2018年4月某日

建築設計事業部 
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