
石野です!
はじめまして!入社2年目の石野です!
就活に励む学生の皆さんに少しでもお力になれればと思い、翔設計の社員紹介をさせて頂きます。
今回は、
建築設計事業部の3名の先輩方にお話を伺いました!どうぞよろしくお願い致します。
石野 淳一(イシノ ジュンイチ) 改修第1設計室 入社2年目
生住 弘
(イケズミ ヒロシ)
第1設計室 室長
入社4年目
中井 拓也
(ナカイ タクヤ)
設備設計室 主任
入社5年目
南 勇次
(ミナミ ユウジ)
第1設計室 主任
入社4年目
Q1.建築設計のプロフェッショナル集団

石野
まず、みなさんのお仕事の内容について教えてもらえますか?

生住
建築設計事業部では主に公共施設の設計と工事監理を行なっています。私の設計室では、共同住宅・児童館・保育園・小学校・中学校・大学・福祉施設・公園施設・庁舎など多岐にわたってます。
6人の室員とともに30名程度の技術者や構造・設備の設計者と協働して、建築に携わっています。

南
確かに公共施設とひとことに言っても、規模や用途を問わずいろんなプロジェクトに取り組んでいますね。私の場合も、警視庁の庁舎や公団の間取り改修設計など、かなり幅が広いなと感じます。

石野
幅広さ。確かに建築設計事業部は名前の通り、「建築設計」に関わる様々なプロジェクトに挑戦していますよね。その仕事の幅広さは、建築設計事業部が「建築のプロフェッショナル集団」であることを象徴していると思います。設備設計室の中井さんはどうですか?

中井
私は設備設計と工事監理業務を行っています。設備には「機械設備」と「電気設備」がありますが、私は機械設備を主軸に担当しています。建物で使用する水や排水などの供給計画や水廻りの配管、空調機や換気扇の機器を選定し、図面化することが設備設計の主な役割です。
構造を「骨」とすれば設備は「臓器」。建物に命を吹き込む重要な要素。翔設計の設備設計室では意匠と同様、新築から改修まで手広く行う。

石野
“建築設計事業部に限らず”なんですね。確かに「設備について困ったら設備設計室に聞きにいく」といった光景を社内のあちらこちらでよく見かけますね。社内の様々な種類のプロジェクトの設備関連に携わっている、といった具合でしょうか。
【解説】
■工事監理とは?
工事施工者の行う工事が、設計図書の内容に適合しているか、確認すること。また工事の品質、施工の上で安全性がきちんと整っているか等、検査を行うこと。
■機械設備と電気設備
「機械設備」とは、給排水設備や空調設備等のことを指し、
「電気設備」とは照明やコンセント、インターホン、テレビなどを指す。
Q2.建築への情熱

石野
建築設計事業部の仕事の場の雰囲気はどうでしょうか。

南
仕事でわからないことがあってもみんなやさしく教えてくれるので、気軽に聞きにいけるのがいいですね。
でも、教えてくれるからといって、何も考えないのではいつまでも成長しないので、聞く前にきちんと自分で考えるように心がけています。

中井
意匠設計、構造設計といった建築に関わる総合設計事務所であるため設備に関わらず、仕事に対する質問や疑問点の相談、自分の意見や考えを提案しやすい環境だと思います。

生住
中井くんが言うとおり、経験も年齢も関係なくどんどん意見を言い合って和気あいあいとしていますね。フロアの中央にあるテーブルを囲んでいつも誰かが打合せをしてますが、いつも真剣に熱い議論を交わしています。それを横目にデスクで仕事しているみんなもちょっぴり背筋がのびたりして・・・笑。楽しさとちょっとした緊張感でみんな一生懸命ですね。

テーブルは毎日取り合いになるほど。打合せは設計業務の肝ともいえる

石野
みなさん建築への情熱が熱く、真面目ですよね。私は改修コンサルタント事業部の所属ですが、建築設計事業部の先輩方へわからないことを質問しにいったことがあって、そのときは本当に丁寧に教えてくれたことが今も印象的です。参考資料をたくさん貸してくださったりして、若手の教育といった意識が皆高いのかもしれませんね。

生住
みんな真面目だよね~。でも仕事がひと段落すると「よーし、いこー!」って声があちこちで挙がって、皆で乾杯してます。笑

石野
仕事と息抜きの切り替えがしっかりしているんですね!
Q3. 「過程」を楽しむ姿勢

石野
仕事では楽しいことも、また反対につらい事も時にはありますよね。。。

生住
設計の仕事は顧客がいて始めてできる仕事です。そのお客様に「ありがとう!いいものできましたねー」って言ってもらうと、これほどの喜びはないですね。もちろんそれまでの過程で、いい事も悪いことも仲間とコミュニケーションをとりながら解決していくことが必要になります。設計は1人じゃできないですから。それがつらいことも時にはありますけど・・・みんなそれを乗り越えて成長しています。

中井
私も同様に、自分で設計をした建物が、実際に建ち上がっていく過程を見れるのが一番かなと。
最初は関係部署の担当とすれ違って設計をやり直したりとか、トラブルや困難に直面するときもあります。でもひとつずつ課題を解決していくことができれば、完成したときの達成感や充実感はいつまでも忘れないですね。

南
意匠担当は設備や構造など、様々な関係部署の取りまとめ役としてプロジェクトを進めていくことになります。でもどれだけ注意をしていても困難な壁にぶつかることは、少なからずあります。その分、自分が書いた図面や資料をもとにして、現場が順調に進んでいったり、問題が解決していくとがんばってよかったなと思いますね。

生住
その通り!設計事務所は図面を書くだけでなく、様々な役回りを担うことが必要だね。

南
私も入社して3年が経ちましたが、図面を書く以外にもいろんな仕事があることを知りました。
特に公共建築の場合は、いろんな書類を作成したりチェックしたりする必要があるので、慣れないうちはそんな作業に追われてしまいますね。でもそういう仕事も含めて「建築を設計する」ってこういうことなんだなと今では感じています。

石野
つらいことや大変な経験もプロジェクトの「過程」として建築設計を楽しむ姿勢が大事ですね!
Q4. 若手が「のびのび」と働ける環境づくり

石野

中井
今の設計に満足せず、建物を使ってもらう利用者への気持ちになって設計を進めていけるように努力を続けていきたいです。設備は水が出て当たり前、空調が効いて当たり前。その中で如何に利用者の方から満足して頂ける建物にするか考え、導き出していかなくてはなりません。省エネルギー化や長寿命化、ランニングコストを考えて利用者だけでなく、地球環境にも優しい設計を目指していきたいです。

南
私は新築も改修も学びたいと考えていたので、翔設計に入社しました。今もその想いは変わりません。建築設計事業部は新築、改修両方行っているので毎日良い経験を積ませていただいています。これからは公共建築の改修の仕事においても、ただもと通り修繕するのではなく既存の枠を超えてよりよい空間をつくっていきたいですね。

生住
私はいい年(?)までアトリエ事務所で働いていましたが、縁あってこの会社に中途入社しました。
会社に入った印象は「若い人がなんてのびのびと仕事している会社なんだ!(自分はかなりビシバシ鍛えられてましたが、)こんな設計事務所もあるんだ」って。こちらから教えることもありますが、若い人に教えられることもいっぱいあります。3年たちましたが5歳ぐらい若返ったかなって思えるぐらいです。みんなでもっと楽しい会社にしたいですね!

石野
若手の先輩方はひとりひとりが目標や情熱と拘りを持って仕事に取り組んでいらっしゃいますよね。私も先輩方を見習って頑張ります!生住さんのように組織のリーダーとなる方が若手を想って会社を楽しくしていこうという姿勢は本当に頼もしいです!
Q5. 就活生へメッセージ

石野

生住
社会に出て「よっしこれから僕(私)は建築に一生携わるぞ!」って覚悟を決めれば何だってできるよ。

中井
自分の魅力を伝えることが出来るのは自分自身しかいないことを忘れないで下さい。就活中は周りの状況と比較して焦ったり不安になることがあると思います。そんなときは一度深呼吸をして、自分の魅力は何なのか考えて見てください。他人は他人、自分は自分。自分を信じて前向きに取り組んでいけば必ず納得のいく会社に出会えると思います。皆さん、頑張ってください。

南
就活の機会を利用して、たくさんの素敵な大人に出会ってほしいと思います。
学生同士で話をすることも大切ですが、世の中にはいろんな仕事や生き方があることを知ってほしいなと。
分野を絞り込みすぎて、逆に視野が狭くなっていないかと意識してみるといいかもしれないですね。

石野
先輩お三方、ありがとうございました!学生の皆さんも、最後までお読みいただいてありがとうございます。少しでも就職活動のお役に立てたら幸いです。皆さんの積極的なエントリーお待ちしています!!
2018年4月某日
改修コンサルタント事業部
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